やはりアルバム『形而上のエロス』を聴いているうちにライヴが観たくなってしまって。完全な精神的ゆとりがあるわけではないけれど、「行かなかったら後悔する」と思ったから、先週の土曜日に買ったチケットを持って辿り着いた地の果て・渋谷。
僕にとって約1年ぶりのライヴ。
相変わらずお茶目で、でも声にも容姿にも一段と磨きがかかったような凶子さん。
フリルつきのシャツと長めの髪が女の子みたいに可愛いながらもノリは激しいジンさん。
深紅のネイルでギターを奏でる、「やおい」大歓迎(笑)の情次さん。
まるでビジュアル系のような新メイク、黒スティックを使い力強いリズムを繰り出す明さん。
爆音なのに、子守唄のように聞こえる楽曲。
1年という時間の隔たりを感じない。
僕の魂が還るべきところに還ってきたんだ・・・そんな感じがする。
激しく待ち望んだ光景を目の当たりにして、嬉しくて、そして懐かしくて。
あっという間の2時間だった。僕にとっては「形而上の世界」というよりは夢か幻のような時間。現実に戻って思い出そうとしても詳細が思い出せない( 特に中盤以降の記憶は曖昧 )のは残念だけれど、穏やかな気持ちに満ちている。
再会した全ての人たち、どうもありがとう。
現実の状況は変わらない( いや、むしろ悪化しているようにも思える )けれど、思い切って出掛けて良かった。
【セットリスト+メモ】
( 19:10 )
オープニングSE 今夜も呪いの幕が開く
1. ハイエナ ( 曲の後半で髪の赤いリボンをふりほどいた時の凶子さんの凄まじい形相が印象的 )
2. 道行き ( サビの3連発はハイハット・シンバル )
MC ( オープニング挨拶 )
3. どろどろ
4. エナメルを塗られたアポリネール
5. 青蛾の群 ( ラストの歌詞を忘れ、アドリブで歌う )
6. 芝居仕立ての台詞〜影ひとつ
7. 芝居仕立ての台詞〜海の底
凶子、退場
8. 明MC( 情次の設計図 )〜花の首飾り( 情次 )
9. 情次MC( ジンの設計図 )〜三つの扉・サビなし( ジン )
10. ジンMC( 明の設計図 )〜悪魔は俺だ!・1番と3番( 明 / 「新婚旅行は熱海でいいかい?」 )
凶子、赤い襦袢で再登場。
明と凶子の芝居( 形而上界に迷い込んだ明さんが、そこで出会った凶子さんに「幸せを探している」と話しかける。「幸せとは、この毒」と言って小箱の蓋を開ける )
11. 悪魔のように囁いて ( 曲の最後の方で、右スティックが飛んで落ちる )
MC
12. 千里眼
13. 太陽を待ってる
14. スケ番ロック
MC( ジン→情次→明 )
最鋭輝、登場 ( T-GSの企みでモッキー登場、驚く他メンバー )
15. 妄想天国( 最鋭輝、エレキギターで参加 )
16. 自殺の唄
17. それでも貴方に逢いたくて
18. 犬神天国〜赤い蛇
19. 命みぢかし恋せよ人類!
20. 恋唄
- アンコール 1-
楽器隊同様、ステージの真ん中で「うぉ〜」と叫ぶ凶子さん。「だから、これ可愛くないから。」という自己ツッコミも。
21. 人工妊娠中絶
22. 白痴
- アンコール 2-
23. 陽炎
( 曲が終わり、今回のツアーを最後にジィールハーツから独立することを宣言。バディさんともお別れということで花束贈呈。ステージ袖で涙を拭うバディさん )
- アンコール 3-
24. 最後のアイドル
エンディングSE ( タイトル不明 )
( 21:33 )
【ライヴレポート】
犬神サーカス団 平成十八年度単独興行巡業〜形而上のエロス〜@Shibuya O-WEST